蟻の兵隊
- 2012/09/21
- 20:44
蟻の兵隊 日本兵2600人山西省残留の真相 (新潮文庫) 池谷 薫 (著)

昭和二十年八月、日本は無条件降伏した。だが彼らの帰還の道は閉ざされていた!北支派遣軍第一軍の将兵約二六〇〇人は、敗戦後、山西省の王たる軍閥・閻錫山の部隊に編入され、中国共産党軍と三年八カ月に及ぶ死闘を繰り広げた。上官の命令は天皇の命令、そう叩き込まれた兵に抗うすべはなかったのだ―。闇に埋もれかけた事実が、歳月をかけた取材により白日の下に曝される。
「このままでは死んでも死に切れない!」敗戦から3年半以上も中国共産党軍と死闘を繰り広げた彼らを最後に待ち受けていたのは、司令官の裏切りと「逃亡兵」の汚名だった。ポツダム宣言受諾後も上官の命令に従い、蟻のごとく黙々と戦闘に明け暮れた。彼らに、敗戦後の死闘という不条理を強いたのは誰だったのか? 祖国のために戦い、長い抑留生活を経て帰国した「蟻の兵隊」たちを、なぜ国は逃亡兵として冷酷に切り捨てたのか?あれから60年余が過ぎた今、生き残った元残留兵らの執念が、歴史の闇に葬り去られた驚愕の真実を暴き出す! 2006年夏、異例のヒットを記録し話題となったドキュメンタリー映画『蟻の兵隊』。映画では語り尽くせなかった日本軍山西省残留問題の全貌にあらためて迫った衝撃のノンフィクション。
艦長です。この物語はまったく知りませんでした。
でも、ありうる話だとは思いました。やりきれない内容です。

昭和二十年八月、日本は無条件降伏した。だが彼らの帰還の道は閉ざされていた!北支派遣軍第一軍の将兵約二六〇〇人は、敗戦後、山西省の王たる軍閥・閻錫山の部隊に編入され、中国共産党軍と三年八カ月に及ぶ死闘を繰り広げた。上官の命令は天皇の命令、そう叩き込まれた兵に抗うすべはなかったのだ―。闇に埋もれかけた事実が、歳月をかけた取材により白日の下に曝される。
「このままでは死んでも死に切れない!」敗戦から3年半以上も中国共産党軍と死闘を繰り広げた彼らを最後に待ち受けていたのは、司令官の裏切りと「逃亡兵」の汚名だった。ポツダム宣言受諾後も上官の命令に従い、蟻のごとく黙々と戦闘に明け暮れた。彼らに、敗戦後の死闘という不条理を強いたのは誰だったのか? 祖国のために戦い、長い抑留生活を経て帰国した「蟻の兵隊」たちを、なぜ国は逃亡兵として冷酷に切り捨てたのか?あれから60年余が過ぎた今、生き残った元残留兵らの執念が、歴史の闇に葬り去られた驚愕の真実を暴き出す! 2006年夏、異例のヒットを記録し話題となったドキュメンタリー映画『蟻の兵隊』。映画では語り尽くせなかった日本軍山西省残留問題の全貌にあらためて迫った衝撃のノンフィクション。
艦長です。この物語はまったく知りませんでした。
でも、ありうる話だとは思いました。やりきれない内容です。

スポンサーサイト