歳三からの伝言 北原亞以子
歳三からの伝言 (講談社文庫) 北原亞以子 (著)

新選組副長にして幕末一のモテ男・土方歳三。賊軍とされて京を追われ、江戸から末期の地となる蝦夷(えぞ)へ敗走しつつも、歳三は常に信じる道を突き進んだ。命を削る戦いの中で女を泣かせ、だが多くの女を惹きつけた志士の生き様を、鳥羽・伏見の戦いから慶応5年5月のその日まで、情感豊かに描く傑作長編時代小説。
北原亞以子
東京都出身。コピーライターなどを経て、昭和44年「ママは知らなかったのよ」で第一回新潮新人賞を受賞して、作家デビュー。平成元年『深川澪通り木戸番 小屋』で第十七回泉鏡花文学賞、平成5年『恋忘れ草』で第百九回直木賞、平成9年『江戸風狂伝』で第三十六回女流文学賞、平成17年『夜の明けるまで』で 第三十九回吉川英治文学賞をそれぞれ受賞。
艦長です。古本屋さんに先日ね、行ってきました。その中で久々に見つけて未読の「新選組」関連の文庫本です。おまけに主人公が「土方歳三」ですよ!新選組関連の本はいくつも読んでいますが、それぞれの本で登場人物の描き方はその本の数だけあります。この本では「幕末一のモテ男・土方歳三」だっていう紹介をされています。確かに女性は登場しますが、そんなにそれを前面に出すようなキャッチコピーはいかがなものかと(笑)思いましったね。ま、感じ方は人それぞれですが。

艦長が実際に撮影した復元された、北海道檜山郡江差町にある「榎本艦隊・旗艦 開陽丸」
鳥羽伏見の戦いから始まるのも新鮮でした。「源さん・井上源三郎」がアッと今に撃たれて戦死!幕府軍が賊軍になり果てて敗走します。歳三の内面が詳しく描かれていると思いました。ま、小説なんで自由に表現できますが、史実には忠実だと思いました。永倉新八らの隊士との決別、勇の刑死など、あっさりでしたけど。流れ流れて会津戦争・箱館戦争、そして最期の日を迎えます。「大鳥圭介」という今で言う陸軍の司令官が登場しますよね。どの本を読んでも良くは描かれていないのです。歳三とソリが合わないということで共通しています。「常勝の土方と常負の大鳥」この本でもそうでした。サラリと読め、歳三を思う女性が良い味出してます。かっこよすぎる土方!土方ファンにはお勧めの本ですぜ!ダンナ!
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本館の本日の「思い出の歌」は「恋のしずく 伊東ゆかり」です。

「伊東ゆかり」さんは歌がうまいですね♪素晴らしいですよ。ヘッドフォンで聴いてください♪
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新選組副長にして幕末一のモテ男・土方歳三。賊軍とされて京を追われ、江戸から末期の地となる蝦夷(えぞ)へ敗走しつつも、歳三は常に信じる道を突き進んだ。命を削る戦いの中で女を泣かせ、だが多くの女を惹きつけた志士の生き様を、鳥羽・伏見の戦いから慶応5年5月のその日まで、情感豊かに描く傑作長編時代小説。
北原亞以子
東京都出身。コピーライターなどを経て、昭和44年「ママは知らなかったのよ」で第一回新潮新人賞を受賞して、作家デビュー。平成元年『深川澪通り木戸番 小屋』で第十七回泉鏡花文学賞、平成5年『恋忘れ草』で第百九回直木賞、平成9年『江戸風狂伝』で第三十六回女流文学賞、平成17年『夜の明けるまで』で 第三十九回吉川英治文学賞をそれぞれ受賞。
艦長です。古本屋さんに先日ね、行ってきました。その中で久々に見つけて未読の「新選組」関連の文庫本です。おまけに主人公が「土方歳三」ですよ!新選組関連の本はいくつも読んでいますが、それぞれの本で登場人物の描き方はその本の数だけあります。この本では「幕末一のモテ男・土方歳三」だっていう紹介をされています。確かに女性は登場しますが、そんなにそれを前面に出すようなキャッチコピーはいかがなものかと(笑)思いましったね。ま、感じ方は人それぞれですが。

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鳥羽伏見の戦いから始まるのも新鮮でした。「源さん・井上源三郎」がアッと今に撃たれて戦死!幕府軍が賊軍になり果てて敗走します。歳三の内面が詳しく描かれていると思いました。ま、小説なんで自由に表現できますが、史実には忠実だと思いました。永倉新八らの隊士との決別、勇の刑死など、あっさりでしたけど。流れ流れて会津戦争・箱館戦争、そして最期の日を迎えます。「大鳥圭介」という今で言う陸軍の司令官が登場しますよね。どの本を読んでも良くは描かれていないのです。歳三とソリが合わないということで共通しています。「常勝の土方と常負の大鳥」この本でもそうでした。サラリと読め、歳三を思う女性が良い味出してます。かっこよすぎる土方!土方ファンにはお勧めの本ですぜ!ダンナ!
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「伊東ゆかり」さんは歌がうまいですね♪素晴らしいですよ。ヘッドフォンで聴いてください♪
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