日本のいちばん長い日 決定版 半藤一利
- 2023/03/24
- 19:10
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日本のいちばん長い日 決定版 (文春文庫) 半藤一利 (著)

あの日、日本で起きた事。起きなかった事。
昭和二十年八月六日、広島に原爆投下、そして、ソ連軍の満州侵略と、最早日本の命運は尽きた…。しかるに日本政府は、徹底抗戦を叫ぶ陸軍に引きずられ、先に出されたポツダム宣言に対し判断を決められない。八月十五日をめぐる二十四時間を、綿密な取材と証言を基に再現する、史上最も長い一日を活写したノンフィクション。
近代日本の“運命の一日”を描いた不朽の名作。 太平洋戦争を終結させるべく、天皇の「聖断」に従い和平への努力を続ける首相鈴木貫太郎をはじめとする人々と、徹底抗戦を主張して蹶起せんとした青年将校たち。玉音放送を敢行しようとする政府関係者に対して、陸軍の一部軍人は近衛連隊を率いて皇居に乱入した。
文藝春秋の〈戦史研究会〉の人々が『日本のいちばん長い日』を企画し、手に入る限りの事実を収集し、これを構成した。いわばこれは〝二十四時間の維新〟である。しかもそれは主として国民大衆の目のとどかないところでおこなわれた。
※大宅壮一「序」より。
艦長です。以前、TVで観ましたね。この本は昔から有名で、てっきり我が家にもあるもんだと?思っていましたが、ありませんでした!あらためて古本屋さんで探しましたが・・500円近辺ではあるんですが・・この値段では買えないなって思うこと数ヶ月・・ありました!税込110円のが!喝采を叫んで購入であります!
映画もこの本もやはり主役は「昭和天皇」と陸軍大臣「阿南惟幾(あなみこれちか)」だと思います。昭和20年8月14日から15日までの24時間に何があったのか!取材に取材を重ねた力作です。おおむね何があったかは、後年明らかになるところは明らかになり、わからないところは永遠に謎として残ってますね。偶然が偶然を呼び、際どいところで玉音放送が史実としてあったと、言うことですね。まかり間違えばどうなったか・・・背筋が凍ります。陸軍大臣・阿南惟幾の名前は艦長は何故だか小学生の頃から知っていましたし「これちか」って読むのも知ってました。なぜだかはわかりません。偽の命令に従っただけでしょうが、近衛兵が天皇に叛くって、常軌を逸してますね。そのようなことが24時間の間にあったということ、史実として知っておきましょうよ。
日本帝国憲法に従って(手続きには非常にこだわった描写が多いです)終戦手続きを進める政府の姿勢は何に権威を求めるかのことであり、閣僚はそれに疑いもなく従ったのですね。もちろん陸軍も海軍も。クーデターもどきはありましたが、皆が平たく言えば法律に従って事を成したということでしょう。土壇場でも法治主義は死ななかったということでしょう。ギリギリのところで日本人たりえたと艦長は読んで思いました。興味のある方は是非読んでみてください。きっと日本人の底力を垣間見ることができると思います。
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昭和二十年八月六日、広島に原爆投下、そして、ソ連軍の満州侵略と、最早日本の命運は尽きた…。しかるに日本政府は、徹底抗戦を叫ぶ陸軍に引きずられ、先に出されたポツダム宣言に対し判断を決められない。八月十五日をめぐる二十四時間を、綿密な取材と証言を基に再現する、史上最も長い一日を活写したノンフィクション。
近代日本の“運命の一日”を描いた不朽の名作。 太平洋戦争を終結させるべく、天皇の「聖断」に従い和平への努力を続ける首相鈴木貫太郎をはじめとする人々と、徹底抗戦を主張して蹶起せんとした青年将校たち。玉音放送を敢行しようとする政府関係者に対して、陸軍の一部軍人は近衛連隊を率いて皇居に乱入した。
文藝春秋の〈戦史研究会〉の人々が『日本のいちばん長い日』を企画し、手に入る限りの事実を収集し、これを構成した。いわばこれは〝二十四時間の維新〟である。しかもそれは主として国民大衆の目のとどかないところでおこなわれた。
※大宅壮一「序」より。
艦長です。以前、TVで観ましたね。この本は昔から有名で、てっきり我が家にもあるもんだと?思っていましたが、ありませんでした!あらためて古本屋さんで探しましたが・・500円近辺ではあるんですが・・この値段では買えないなって思うこと数ヶ月・・ありました!税込110円のが!喝采を叫んで購入であります!
映画もこの本もやはり主役は「昭和天皇」と陸軍大臣「阿南惟幾(あなみこれちか)」だと思います。昭和20年8月14日から15日までの24時間に何があったのか!取材に取材を重ねた力作です。おおむね何があったかは、後年明らかになるところは明らかになり、わからないところは永遠に謎として残ってますね。偶然が偶然を呼び、際どいところで玉音放送が史実としてあったと、言うことですね。まかり間違えばどうなったか・・・背筋が凍ります。陸軍大臣・阿南惟幾の名前は艦長は何故だか小学生の頃から知っていましたし「これちか」って読むのも知ってました。なぜだかはわかりません。偽の命令に従っただけでしょうが、近衛兵が天皇に叛くって、常軌を逸してますね。そのようなことが24時間の間にあったということ、史実として知っておきましょうよ。
日本帝国憲法に従って(手続きには非常にこだわった描写が多いです)終戦手続きを進める政府の姿勢は何に権威を求めるかのことであり、閣僚はそれに疑いもなく従ったのですね。もちろん陸軍も海軍も。クーデターもどきはありましたが、皆が平たく言えば法律に従って事を成したということでしょう。土壇場でも法治主義は死ななかったということでしょう。ギリギリのところで日本人たりえたと艦長は読んで思いました。興味のある方は是非読んでみてください。きっと日本人の底力を垣間見ることができると思います。
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