※当ブログはPC表示のみです。BBSもPC表示で閲覧されることを推奨します。日本はじっこ自滅旅 (講談社文庫) 鴨志田穣 (著)
「ガブガブ酒ばっか飲みくさりよって、早く出てゆき!」嫁の言葉に、行先考えずに家を飛び出したアルコール依存症の僕。そうして僕は、日本のあらゆる「はじっこ」を旅し始めた。厳冬の能登、薩摩半島、種子島に千葉の先っぽ…。空にむかって「ゴメン」とつぶやきながら酒を飲む。切なくユーモラスなエッセイ集。
桜島を一望出来る鹿児島市内の丘の上にあるホテルにいると、ひさしぶりに家内から電話がかかって来た。受話器の向こうから、「しばらく帰って来ないで」と、か細く、しかし思いつめた声が聞こえた。一瞬どう答えようか戸惑った揚句、「それも、そうだよなあ」と一言、電話を切った。――<本文より抜粋>
鴨志田穣(かもしだゆたか)
1964年神奈川県生まれ。高校を卒業後、片道切譜でタイへ。現地でビデオカメラ片手のフリージャーナリストに。タイで出会った漫画家の西原理恵子氏と1996年に結婚、1男1女をもうける。2003年に離婚、2006年復縁したが入籍はしなかった。2007年3月20日午前5時、腎臓癌(正確には平滑筋肉腫)のため42歳で死去。鴨志田穣氏は日本のフリージャーナリスト、カメラマン、エッセイストであるそうだ。この本を古本屋さんで手に取るまでは全く知らなかったです。奥さん(だった)の西原理恵子氏のことも詳しくは存じませんでした。いろいろしらべるとね、筆者はアルコール依存症でハチャメチャな生活。これでは身も心もズタズタになること必定。この本の内容もぶっ飛んでます。やたらめっぽう酒ばかりあおって日本のはしっこのどこかに流れていく話です。結局、三途の川を渡ってしまうんですけどね。この本が出版されてから数年のことで。合掌。
配偶者だった西原理恵子氏の人生もこれまたぶっ飛んでますね。いやはや凄いですよ。高須クリニックの委員長がパートナーとか。ああこの方かと理解できました♪
酒をやめたかったら(艦長は思いませんが)参考に読んでみては(笑)お勧めの一冊です。
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