fc2ブログ
2022.09.23 19:48 | EDIT
※当ブログはPC表示のみです。BBSもPC表示で閲覧されることを推奨します。

最終戦争論 (中公文庫) 石原莞爾 (著)

最終戦争論 石原莞爾

石原莞爾は「満州国」建国の立役者であり、昭和期陸軍の一方の雄であったが、東条英機と対立し、太平洋戦争開戦時には予備役に追いやられていた。本書はその直前、昭和15年5月に行われた講演に若干の追補をしたものである。石原がここで「最終戦争」と言うのは、この次に行われる「決戦戦争」によって、世の中から戦争がなくなる、という意味である。なぜなら、戦争発達が極限に至るため、次に起こる戦争の勝者がトーナメントにたとえれば最終的な勝者となり、兵器の発達によって人類はもうとても戦争をすることはできなくなる、ということだ。これは、核の所有により、局地戦はともかく全世界を巻き込む大戦を事実上不可能に近くしている現状を見れば、正鵠を射ている。しかも、「真の決戦戦争の場合には軍隊などは有利な目標ではなく、最も弱い人々、最も大事な国家の施設が攻撃目標になる」「徹底的な、一発あたると何万人もがペチャンコにやられる大威力のものができねばならない」「破壊兵器は最も新鋭なもの、例えば今日戦争になった次の朝、夜が明けてみると敵国の首都や主要都市は徹底的に破壊されている」などの言葉は、まさにその数年後に起こった原爆投下を予言しているかのようだ。石原は、最終戦争後、必然の結果として「そして世界はひとつになる」と語っている。しかしそれが良くも悪くも実現していない現在、次に起こりうる最終戦争がいったい何をもたらすのか。不穏な世界情勢に無関心ではいられない。

石原莞爾
1889‐1949。山形県生まれ。陸軍大学卒業。陸大教官などを経て関東軍参謀。欧州戦史研究と日蓮信仰から、日本を世界の盟主にとの使命感を得、世界最終戦争論を樹立。その第一段階として、満州事変を主導した。参謀本部作戦課長時代、満州国と一体となった総力戦体制ができていないと日中戦争不拡大を主張。東条英機と衝突し、第16師団長を罷免され予備役となる。その後東亜連盟を指導。敗戦後は全面的武力放棄を唱え、故郷で開拓生活を送った。



艦長です。珍しく文庫新刊本で買った本です。少し前に(一か月以上前か)買った本で薄い本です。文字はま、普通の大きさかな。すぐに読み終えるだろうって思ってましたが、読み始めて2日間かかりましたぜ!

石原莞爾(いしわらかんじ)って今の日本人で名前を知ってる人っているのかな?満州事変の当事者ですよ。その人の考えをまとめたのがこの本ですかね。作戦の天才という話。内容は難解で宗教を語る場面は艦長はさっぱりでした。が、未来を見てきたような記述が圧倒されます。最終戦争が終われば(日米対決を予言しています)世界は統合され平和になる、とキッパリ言っています。日本が勝つか米国が勝つか・・それは明言していませんが、言わんとするところは日本の勝利しかないでしょうな!日本の軍人なんだから。この人のエピソードで痛快なのが、戦後の極東裁判で病気で出廷できないい石原に対し出張裁判が行われ、裁判長から日本の罪は日清戦争の頃から追及したいって、言われて「そんなら、ペリーを連れてこい!こいつが平和な鎖国を叩き壊した張本人!お前らアメリカ人のせいだ!」って?言ったそう(笑)

文章表現は現代的に直されていて非常に読みやすいです。一度は読んでみたいと思ってましたが、ま、まずは読めて満足しています。艦長の石原莞爾は今回で終わりを迎えました。興味のある方は是非どうぞ。



本館・地球防衛軍航空隊物語第2部
65話 公開。土壇場に追い詰められた地球!
運命やいかに!?
  ←Twitter

ランキングに参加しています。ポチッと押してしまいましょう♪
 にほんブログ村 本ブログ 読書備忘録へ にほんブログ村 グルメブログ カップ麺・カップラーメンへ にほんブログ村 オヤジ日記ブログ 60代オヤジへ
スポンサーサイト



Category: 読んだ本
Permanent Link | Comment(0) | Trackback(-) | PageTop↑
コメント
コメントを投稿する
 
 
 
 
 
 
 
 

プロフィール

沖田根銃創艦長

Author:沖田根銃創艦長
沖田根銃創です。よろしくお願いします。
2000年11月7日にFrontPage Expressで作った最初のサイト「コジロウハウス」を発進させ、なんとかここまでやってきました。幾多の出会いと別れ・・・。いろいろ経験できました。最初の飼いウサギ「コジロウ軍曹」をダシにして(笑)宇宙戦艦ヤマトのパクリサイトの性格でしたが、いつしかコジロウ軍曹のサイトになりました。軍曹は2004年の7月に8歳で星になり、後釜のウサギのコジタ兵曹は2017年の1月21日12歳8カ月で逝きました。本館の「沖田根中佐の航海日誌」を再公開開始です。順次公開していきます。

FC2カウンター

本館 沖田根中佐の航海日誌


地球防衛軍航空隊物語
第1部 レシプロ・ゼロ戦闘機物語
全編公開中
第2部 スーパー・ゼロ戦闘機物語
全編公開中
第3部 戦艦ヤマトコ物語 準備中

BBS(沖田根掲示板)とTwitter

掲示板


Twitter

艦長にメール

カレンダー

08 | 2022/09 | 10
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 -

ランキング

PVアクセスランキング にほんブログ村

検索フォーム

全記事表示リンク

月別アーカイブ

QRコード

QR

Powered By FC2ブログ

今すぐブログを作ろう!

Powered By FC2ブログ