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あの戦争は何だったのか 保坂正康

あの戦争は何だったのか: 大人のための歴史教科書 (新潮新書) 保阪正康 (著)

あの戦争は何だったのか 保坂正康

(2005年7月発行)
戦後六〇年の間、太平洋戦争は様々に語られ、捉えられてきた。だが、本当に総体として捉えたものがあったといえるだろうか――。旧日本軍の構造から説き起こし、どうして戦争を始めなければならなかったのか、引き起こした“真の黒幕”とは誰だったのか、なぜ無謀な戦いを続けざるをえなかったのか、その実態を明確に炙り出す。単純な善悪二元論を排し、「あの戦争」を歴史の中に位置づける唯一無二の試み。

保阪正康
1939(昭和14)年、北海道生まれ。ノンフィクション作家、評論家。同志社大学卒業。近現代史、特に昭和史の実証的研究を志す。立教大学非常勤講師などを務める傍ら、個人誌『昭和史講座』を主宰。



艦長です。最近新書に凝ってます♪
この本も古本屋さんで100円(税抜)だったんで即買いました!
著者の言うことには
「あの戦争の総括が済んでいない」
あの戦争を歴史として向き合っていないということ。
あるのは「感情論」が際立っている。ということですね。

日本人として常識として持ち合わせていたい内容ばかりです。
鋭く切り込んでいて痛快さえ感じられました。

冒頭で著者が示し、艦長が感じた三つのこと。
(1)毎年夏の甲子園で6月15日の正午、試合中にもかかわらず中断して黙とう。これってどういうことだ違和感がある。昔の直接関係のないことをなんで試合とからめて中断してまでやるのか?~なるほどと思いました。
(2)広島平和記念公園の原爆慰霊碑に書かれている碑文に主語がない。まるで原爆落とされた側が過ちを犯したかのようである。「安らかに眠って下さい。過ちは繰り返しませぬから」へんにおもわないか?~これは前々から思ってました。
(3)昭和21年頃著者が小学校1年生の頃。アメリカが戦時中に撮った戦闘の記録フィルムを映画館でみさられたそうだ。映像は日本の特攻機が次々に撃ち落とされてる。我々小学生が見ている中で拍手してる人間がいる。我々の引率教員だ。これが平和教育なのか?~艦長は憤りを感じましたし、本当にこんな教師がいたのか?と思いました。この件は著者のトラウマとなったらしい。

事象を研究すると日本(軍)には戦争をいかにしてやめるかという
戦略を描かなかったし、その発想もなかった。どうするつもりだったんだろう?

あったのは「掛け声」のみだった。
これでしょう。


負け戦一直線の話は一気に読めます。お勧めです。



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プロフィール

沖田根銃創艦長

Author:沖田根銃創艦長
沖田根銃創です。よろしくお願いします。
2000年11月7日にFrontPage Expressで作った最初のサイト「コジロウハウス」を発進させ、なんとかここまでやってきました。幾多の出会いと別れ・・・。いろいろ経験できました。最初の飼いウサギ「コジロウ軍曹」をダシにして(笑)宇宙戦艦ヤマトのパクリサイトの性格でしたが、いつしかコジロウ軍曹のサイトになりました。軍曹は2004年の7月に8歳で星になり、後釜のウサギのコジタ兵曹は2017年の1月21日12歳8カ月で逝きました。本館の「沖田根中佐の航海日誌」を再公開開始です。順次公開していきます。

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