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ペリリュー島玉砕戦 舩坂弘

ペリリュー島玉砕戦―南海の小島七十日の血戦 (光人社NF文庫) 舩坂弘 (著)

ペリリュー島玉砕戦 舩坂弘

米軍公刊戦史に『ペリリュー島日本守備隊は祖国のために全員忠実に戦死せり』と感銘をもって記された凄絶な日米攻防戦の全貌14万4千の兵隊と数百両の戦闘車両を投じた米軍に対し、一万余の日本兵は知略闘魂の限りを尽くして出血を強いた。最後の一兵に至るまで勇戦した知られざるペリリュー洞窟戦を描く。

ペリリューから11キロ南下したアンガウル島での凄絶な激闘を経て、奇蹟の生還を遂げた「英霊の絶叫 玉砕島アンガウル戦記」の著者 舩坂弘によるノンフィクション戦記。



艦長です。
古本屋さんでね、新選組の(笑)本を探していた時ね・・
光人社の文庫で目に留まったのがこれです。
「ペリリュー」って文字が入ってたら思わず手に取りました。
著者を見たらあの「アンガウル島」の舩坂氏!
過去のエントリーでもありますように
http://okitanejyusou.blog92.fc2.com/blog-entry-2814.html
ペリリューのすぐ南の島で戦った方です。
戦後、ペリリューのためにパラオのために尽力された。

いかにすごい戦いであったか・・
米国海兵隊の手記があります。
過去のエントリーでも2回紹介しました。
この手記は圧巻です!
http://okitanejyusou.blog92.fc2.com/blog-entry-2748.html

舩坂氏は米国の近代技術と圧倒的な物量で日本守備隊は敗北と・・
何回も何回も文中に出てきます。
日本軍も真珠湾のころでは最先端技術の塊の零式戦闘機と
圧倒的な機動部隊戦力で(物量)で勝利を重ねます。
戦争は技術と物量の戦力集中投入が定石なんですね。
これは第二次世界大戦に限らないことです。

ドイツのタイガー戦車は強力な戦車でした。
主砲の発射する砲弾はM4シャーマン戦車やT34戦車を撃破します。
M4やT34の主砲ではなかなかタイガーを撃破できません。
それほどタイガーは優れた戦車でした。
しかしながらタイガーは生産台数が1300くらい。
M4もT34はともに50000台以上!
結局、タイガーはあだ花でした。
数が勝ったほうが勝利します。M4でも数台でタイガーに対処したら
勝てるんですから。生き残った数が多いほうが戦闘に勝利するということです。

ペリリューもアンガウルも玉砕した多くの島々も
結局は弾が多いほうが勝つのです。米軍が証明しました。
アメリカ人はしかしながら、敵を評価します。
泣けますなぁ~

「この島を訪れる旅人たちよ。あなたが日本の国を通過することあらば伝えてほしい。此の島を死んで守った日本軍守備隊の勇気と祖国を憶うその心根を・・・・」
米太平洋艦隊司令長官 C.W.ニミッツ




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沖田根銃創艦長

Author:沖田根銃創艦長
沖田根銃創です。よろしくお願いします。
2000年11月7日にFrontPage Expressで作った最初のサイト「コジロウハウス」を発進させ、なんとかここまでやってきました。幾多の出会いと別れ・・・。いろいろ経験できました。最初の飼いウサギ「コジロウ軍曹」をダシにして(笑)宇宙戦艦ヤマトのパクリサイトの性格でしたが、いつしかコジロウ軍曹のサイトになりました。軍曹は2004年の7月に8歳で星になり、後釜のウサギのコジタ兵曹は2017年の1月21日12歳8カ月で逝きました。本館の「沖田根中佐の航海日誌」を再公開開始です。順次公開していきます。

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