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零戦燃ゆ 4 柳田邦男

零戦燃ゆ 4 (文春文庫) 柳田邦男 (著)

零戦燃ゆ 4 柳田邦男

ソロモンから中部太平洋へ。米軍の本格的反攻が始った。戦局逆転の悲願をこめて新技術開発のため日本技術陣の必死の奮闘が続く…
零戦とF6Fとの闘いは情報収集の闘いでもあった。専門部隊を設置して組織的に情報を集める米軍。一方海外の技術情報が入ってこなくなった日本は先端技術情報をドイツに求めた。その間にも戦局は展開、「超空の要塞」B29を完成させ一気にマリアナを狙う米軍に対し、連合艦隊は総力をあげて「あ」号作戦に賭ける。力作全6巻の4。

熱闘編
第三部 (つづき) スプルーアンスの機動部隊はギルバート、マーシャル、そしてソロモンへと暴れまわる。零戦隊は苦闘を強いられつつも格闘を挑む。

第四部 
技術戦は情報戦でもある。米軍の対日航空技術情報収集作戦は組織的に展開される。封鎖状態の日本は先端技術導入をドイツに求める。

第五部
超空の要塞B29を完成させた米軍は日本本土空襲基地を求めて一気にマリアナをねらう。連合艦隊は総力を挙げて「あ」号作戦に賭ける。



艦長です。この物語も熱闘編が終わりました。
マリアナ海戦の惨敗で終わってます。
総合力に勝る米軍が押し寄せます。
日本が勝つ要素が全くないのが手に取るようにわかります。
初戦において日本に完敗した米軍のすさまじい反抗があります。
著者のあとがきでそれを可能にしたハードウェア―面の
重要な条件として次の四点をあげています。
1.高速空母部隊の投入
2.F6Fヘルキャットの登場
3.攻略部隊の技術革新 各種の武装を強化した上陸用舟艇開発
4.VT信管の実用化

レーダー技術と相まってVT信管の砲弾が威力を見せつけます。
この信管は弾頭の先に真空管が入っていて電波を出しながら
撃ち込まれます。その途中で航空機が入ると電波が跳ね返って
信管を作動させ当たらなくても近くで爆発。航空機は損傷を受ける。
命中しなくても近距離で爆発するんですから日本機にしたら
「なんだ!どうなってる?」ですね。
日本は終戦までこの信管の存在を知らなかったようです。

情報戦が日米で全く違います。目的に向かって突き進む
米軍が恐ろしいです。日本機の残骸を収集していろいろなことを
確実に予測する。生産機数や工業力がどうなってるかなど
多岐にわたります。はじめっから勝てる相手ではなかったんですね。
ドイツから潜水艦で技術情報をほそぼそと日本に持って帰りますが
活用するまでに戦争が終わってしまいましたね。

マリアナ沖海戦は機動部隊の終わりでした。
航空部隊は壊滅し、サイパンはB29の発進基地となってしまいました。
零戦はさらなる過酷な空で戦いを強いられるのです。
渾身編の5・6巻に続きます。



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プロフィール

沖田根銃創艦長

Author:沖田根銃創艦長
沖田根銃創です。よろしくお願いします。
2000年11月7日にFrontPage Expressで作った最初のサイト「コジロウハウス」を発進させ、なんとかここまでやってきました。幾多の出会いと別れ・・・。いろいろ経験できました。最初の飼いウサギ「コジロウ軍曹」をダシにして(笑)宇宙戦艦ヤマトのパクリサイトの性格でしたが、いつしかコジロウ軍曹のサイトになりました。軍曹は2004年の7月に8歳で星になり、後釜のウサギのコジタ兵曹は2017年の1月21日12歳8カ月で逝きました。本館の「沖田根中佐の航海日誌」を再公開開始です。順次公開していきます。

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