零戦燃ゆ 1 柳田邦男
- 2020/06/19
- 11:21
零戦燃ゆ 1 (文春文庫) 柳田邦男 (著)

零戦対グラマン。第二次大戦の勝敗を決した大空の対決は、日米両国の技術と国力、価値観の対決であり、今日の日米経済摩擦のひな形とも言えるものであった。日米両国のパイロット、技術者、軍人たちのドラマを軸に、両国での取材と新資料から複眼の視点で描く日米決戦の全体像。全6巻の1は開戦からミッドウェー前夜まで。
飛翔編
第一部 ハワイとフィリピンに突如出現した零戦は米軍を戦慄させた。常識を超えた空戦性能と航続距離は米軍パイロットには謎めいていた。
第二部 優位を守るには自らを越えねばならない。設計陣は零戦後継機の設計に苦悶、米側はF6F開発を急ぎ、日米は技術競争に突入する。
第三部 連合艦隊はミッドウェー作戦で一気に空母部隊を壊滅させようとするが、戦勝気分の蔓延が運命の大逆転をもたらすことになる。
艦長です。文庫本で6冊もある力作です。
小説ではありません。ノンフィクションのドキュメンタリー。
日米の哲学や技術論の分析文献という感じですね。
様々な人にインタビューをしてまとめています。
グラマン社の話が非常に興味深いであります。
日本軍とアメリカ軍の意識の違いが鮮明に表れてます。
それぞれの設計思想で対決する三菱とグラマン社!
三菱は軽快な運動性能で敵機を圧倒する。
グラマン社は重武装で一撃離脱で敵機を撃墜する。
戦法が全くかけ離れていますね。
全ては大出力の発動機(エンジン)を開発で来たか否かでありますね。
そのエンジンを持たない三菱は軽量非防弾しか方法がない。
「F6Fヘルキャット」の開発を急ぐグラマン社は
大出力エンジンを開発で来たので防弾装置完備の重武装。
ランニングコストはどのように表れるか?消耗戦の果てが・・・
誰でも知ってる結果に結びつくのであります。
さぁ南雲機動部隊はミッドウェーに迫りつつあります。
スプルアンスが迎え撃ちます!次号が楽しみであります。
余談ながら、F6Fは零戦に対抗するために設計されたのではありません。
零戦が出たころにはすでに開発が進められていたのです。
迎え撃つのは「F4Fワイルドキャット」零戦にはたびたびやられましたが
戦争中を通じて運用されました。
零戦に対抗すべく開発されたのが「F8Fベアキャット」
YouTubeなどで観るといかにも軽快な小型の戦闘機です。
グラマン社らしい形状ですが、戦争には間に合いませんでした。
零戦の後継機「烈風」は空を飛ぶことはなかったようです。
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零戦対グラマン。第二次大戦の勝敗を決した大空の対決は、日米両国の技術と国力、価値観の対決であり、今日の日米経済摩擦のひな形とも言えるものであった。日米両国のパイロット、技術者、軍人たちのドラマを軸に、両国での取材と新資料から複眼の視点で描く日米決戦の全体像。全6巻の1は開戦からミッドウェー前夜まで。
飛翔編
第一部 ハワイとフィリピンに突如出現した零戦は米軍を戦慄させた。常識を超えた空戦性能と航続距離は米軍パイロットには謎めいていた。
第二部 優位を守るには自らを越えねばならない。設計陣は零戦後継機の設計に苦悶、米側はF6F開発を急ぎ、日米は技術競争に突入する。
第三部 連合艦隊はミッドウェー作戦で一気に空母部隊を壊滅させようとするが、戦勝気分の蔓延が運命の大逆転をもたらすことになる。
艦長です。文庫本で6冊もある力作です。
小説ではありません。ノンフィクションのドキュメンタリー。
日米の哲学や技術論の分析文献という感じですね。
様々な人にインタビューをしてまとめています。
グラマン社の話が非常に興味深いであります。
日本軍とアメリカ軍の意識の違いが鮮明に表れてます。
それぞれの設計思想で対決する三菱とグラマン社!
三菱は軽快な運動性能で敵機を圧倒する。
グラマン社は重武装で一撃離脱で敵機を撃墜する。
戦法が全くかけ離れていますね。
全ては大出力の発動機(エンジン)を開発で来たか否かでありますね。
そのエンジンを持たない三菱は軽量非防弾しか方法がない。
「F6Fヘルキャット」の開発を急ぐグラマン社は
大出力エンジンを開発で来たので防弾装置完備の重武装。
ランニングコストはどのように表れるか?消耗戦の果てが・・・
誰でも知ってる結果に結びつくのであります。
さぁ南雲機動部隊はミッドウェーに迫りつつあります。
スプルアンスが迎え撃ちます!次号が楽しみであります。
余談ながら、F6Fは零戦に対抗するために設計されたのではありません。
零戦が出たころにはすでに開発が進められていたのです。
迎え撃つのは「F4Fワイルドキャット」零戦にはたびたびやられましたが
戦争中を通じて運用されました。
零戦に対抗すべく開発されたのが「F8Fベアキャット」
YouTubeなどで観るといかにも軽快な小型の戦闘機です。
グラマン社らしい形状ですが、戦争には間に合いませんでした。
零戦の後継機「烈風」は空を飛ぶことはなかったようです。
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