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2020.02.11 19:55 | EDIT
独ソ戦 絶滅戦争の惨禍 (岩波新書) 大木毅 (著)

独ソ戦 絶滅戦争の惨禍 大木毅

「これは絶滅戦争なのだ」。ヒトラーがそう断言したとき、ドイツとソ連との血で血を洗う皆殺しの闘争が始まった。日本人の想像を絶する独ソ戦の惨禍。軍事作戦の進行を追うだけでは、この戦いが顕現させた生き地獄を見過ごすことになるだろう。歴史修正主義の歪曲を正し、現代の野蛮とも呼ぶべき戦争の本質をえぐり出す。

■著者からのメッセージ
第二次世界大戦の帰趨を決したのは独ソ戦であるが、その規模の巨大さと筆紙につくしがたい惨禍ゆえに、日本人にはなかなか実感しにくい。たとえば一九四二年のドイツ軍夏季攻勢は、日本地図にあてはめれば、日本海の沖合から関東平野に至る空間に相当する広大な地域で実行された。また、独ソ戦全体での死者は、民間人も含めて数千万におよぶ。しかも、この数字には、戦死者のみならず、飢餓や虐待、ジェノサイドによって死に至った者のそれも含まれているのだ。そうした惨戦は、必ずしも狂気や不合理によって生じたものではない。人種差別、社会統合のためのフィクションであったはずのイデオロギーの暴走、占領地からの収奪に訴えてでも、より良い生活を維持したいという民衆の欲求……。さまざまな要因が複合し、史上空前の惨憺たる戦争を引き起こした。本書は、軍事的な展開の叙述に主眼を置きつつ、イデオロギー、経済、社会、ホロコーストとの関連からの説明にも多くのページを割いた。これが、独ソ戦という負の歴史を繰り返さぬための教訓を得る一助となれば、著者にとってはまたとない歓びである。



艦長です。
岩波新書を新本で購入したのは
学生時代以来のことだろうなぁ~
何回も繰り返し読むことになるだろうと思います。
一回ではなかなかね、理解できにくい部分もある。
こんな気持ちになるのはね
「ペリリュー・沖縄戦~ユージン・スレッジ(著)」以来。
この本も繰り返し読む価値あります。

ひとくくりに「東部戦線」って考えてましたけどね・・。
とんでもない戦争っすね。ソ連の死者2700万人・・
理解しがたいが、ソ連崩壊でこの数字が出てきた模様。
先の戦争で日本人は300万の死者。
う~ん・・・桁違いだね。何があったんだ?
この本を読む価値があります。

ヒトラーは何故?ニ正面の戦争を始めたのか?
こんな疑問にも答えがありそうな本書です。
お勧めはしませんが、
興味のある方是非読んでみてください。



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Category: 読んだ本
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沖田根銃創艦長

Author:沖田根銃創艦長
沖田根銃創です。よろしくお願いします。
2000年11月7日にFrontPage Expressで作った最初のサイト「コジロウハウス」を発進させ、なんとかここまでやってきました。幾多の出会いと別れ・・・。いろいろ経験できました。最初の飼いウサギ「コジロウ軍曹」をダシにして(笑)宇宙戦艦ヤマトのパクリサイトの性格でしたが、いつしかコジロウ軍曹のサイトになりました。軍曹は2004年の7月に8歳で星になり、後釜のウサギのコジタ兵曹は2017年の1月21日12歳8カ月で逝きました。現在、当ブログでのみ情報発信。本館の「沖田根中佐の航海日誌」は運用を終了しました。

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