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2019.09.07 20:00 | EDIT
長良川 (文春文庫) 豊田 穣 (著)

長良川 豊田 穣

誇り高きひとにとって辛く無残なるは、己れの真情を、己れの過去の秘めごととともに他に吐露することであるという。海軍中尉豊田穣は、過ぐる大戦において乗機被弾、不時着、漂流の果てに虜囚となり、失意と絶望の渕を流浪しつつ作家豊田穣と変身するに際し、その長い苦渋の海を渡った―。本書はその魂の絶唱。
一年余の闘病ののち妻は死んだ。残された二人の子を長良川に近い故郷にあずけ、一人で東京生活を送る男の胸によみがえる捕虜生活の屈辱の記憶。直木賞受賞作。



艦長です。この本も「艦長文庫」からの再読です。
しかしながら、読んだっけかな?ってな感じで・・・
初めて読んだ言っても過言はないでしょう。
著者がパイロットで捕虜になったっていうことは知っていました。
四半世紀前くらいに鬼籍に入られてね、本屋に著者の本が並んでたのを
思い出しました。
読みやすいというか、文体が艦長は好きです。
捕虜とか戦陣訓とか戦後生まれの艦長には良くはわかりかねます。
連作のような感じなんですね。
戦後、著者の妻が死んだ章の一発目が強烈です。
この本はお勧めですけど。書店にはもうね、置いてないでしょう。
著者が操縦していた99式艦上爆撃機の偵察員の兵曹は
著者と一緒に捕虜になり、日本に帰還します。
その後、割腹して自決したとか・・・・
当事者でもない艦長には理解できない複雑な何かが
日本兵を自縛していたんでしょう。お勧めの一冊です。



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Category: 読んだ本
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沖田根銃創艦長

Author:沖田根銃創艦長
沖田根銃創です。よろしくお願いします。
2000年11月7日にFrontPage Expressで作った最初のサイト「コジロウハウス」を発進させ、なんとかここまでやってきました。幾多の出会いと別れ・・・。いろいろ経験できました。最初の飼いウサギ「コジロウ軍曹」をダシにして(笑)宇宙戦艦ヤマトのパクリサイトの性格でしたが、いつしかコジロウ軍曹のサイトになりました。軍曹は2004年の7月に8歳で星になり、後釜のウサギのコジタ兵曹は2017年の1月21日12歳8カ月で逝きました。現在、当ブログでのみ情報発信。本館の「沖田根中佐の航海日誌」は運用を終了しました。

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