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2018.05.23 13:31 | EDIT
十五歳の戦争 陸軍幼年学校「最後の生徒」 (集英社新書) 西村京太郎 (著)

十五歳の戦争 西村京太郎

昭和二十年四月一日。少年・矢島喜八郎、のちの作家・西村京太郎は、エリート将校養成機関「東京陸軍幼年学校」に入学した。八月十五日の敗戦までの、短くも濃密な四か月半。「天皇の軍隊」の実像に戸惑い、同級生の遺体を燃やしながら死生観を培い、「本土決戦で楯となれ」という命令に覚悟を決めた―。戦時下の少年は何を見て、何を悟ったのか。そして、最後の混乱をどのように生き抜いて作家となったのか。本書は、自身の来歴について、著者が初めて書き下ろした自伝的ノンフィクション。いまこそ傾聴したい、戦中派の貴重な証言である。


艦長です。古本屋さんで目にとめて思わず買ってしまいました。
こういう学校があるんだなって名前だけは知ってましたが。
非常に興味深い内容でした。お薦めの一冊です。
特になるほどって再確認させられた文章がありました。以下です。


太平洋戦争まで、他国の領土で戦ってきた軍人たちは、本土決戦になった時、自国の一般市民をどう扱ったらいいのかわからなかったというのが、本音だったろう。だから、簡単に、平素と同じように、戦い、同じように死ぬことを要求した。沖縄戦で、司令官が民間人に対して、「共生共死」を求めたのが、その典型である。現代戦は、単純に言えば、死ぬことより、生きることが、勝利という戦いである。沢山生き残った方が、勝ちなのだ。特攻は、その逆の思想から出てきた戦いである。特攻の父と言われた大西中将は、「一億総特攻で、日本民族が滅びても、歴史は、賞賛するだろう」と、いった。国内戦の考え方である。同じ日本人同士の戦いなら、敵も、こちらの気持ちをわかってくれるだろう。無謀な戦いを挑み、全員が死んでも、敵が同じ日本人なら、「よくやった。立派だ」といい、涙を流してくれる。しかし、国際的な現代戦は、そんな甘いものではない。勝つことが全てなのである。立派に負けたとしても尊敬はしてくれないのである。死ぬことより生きることが勝ちという現代戦では、勝手に死んでいく日本兵は、敵にとって、最初は驚いても、戦いやすい相手に違いなかったような気がする。


敵機は精神で落とせ!と時の戦陣訓の総理大臣は言ったそうだが
これは頭が病んでいるね。敵機は味方戦闘機が銃弾で落とすのであって
念力(掛け声)で落とせるんだったら、軍隊は必要ありません。以上。



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沖田根銃創艦長

Author:沖田根銃創艦長
沖田根銃創です。よろしくお願いします。
2000年11月7日に最初のサイト「コジロウハウス」を発進させ、なんとかここまでやってきました。幾多の出会いと別れ・・・。いろいろ経験できました。最初の飼いウサギ「コジロウ軍曹」をダシにして(笑)宇宙戦艦ヤマトのパクリサイトの性格でしたが、いつしかコジロウ軍曹のサイトになりました。軍曹は2004年の7月に8歳で星になり、後釜のコジタ兵曹は2017年の1月21日12歳8カ月で逝きました。
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