死を悼む動物たち バーバラ・J・キング
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死を悼む動物たち (草思社文庫)
Barbara J. King (原著), バーバラ・J. キング (著), 秋山 勝 (翻訳)
動物たちは家族や仲間の「死」を悲しんでいるのか。これまで科学は、人間の感情を安易に動物に投影することを禁じてきた。だがこの数年、死をめぐる動物たちの驚くべき行動が次々と報告され、自然人類学者である著者も数年にわたる実地調査によって、その考えを変えざるを得なくなったという。死んだ子を離そうとしないイルカ、母親の死を追いかけるように衰弱し死んだチンパンジー、仲間の遺骸のうえに木の葉や枝をかぶせるゾウ。さらに猫や犬やウサギ、馬や鳥などきわめて多くの心揺さぶられる事例が本書では紹介される。死を悼むという行動は、人間だけのものなのだろうか。
バーバラ・J・キング
ウィリアム・アンド・メアリー大学名誉教授。専門は自然人類学。ダグラス・カレッジ卒業、オクラホマ大学で博士号を取得後、ケニアでサルの研究を行い、さらにアフリカ、アメリカの各地でサルや大型類人猿の観察を進めてきた。人間と動物を結ぶ情動的関係について、その研究は従来の考察を深めたとして高い評価を得ている。ナショナル・ジオグラフィック・ラジオなどアメリカ国内をはじめさまざまなメディアに幅広く登場。バージニア州在住で、夫とともに野良猫の愛護活動に取り組んでいる。
艦長です。この本は奥シャマが新刊の文庫で買ってきたらしい。税抜980円。最近の文庫は高いですね。ま、仕方がないですかね。奥シャマ文庫にありましたんで読ませてもらいました。ぶ厚い文庫本ですが、何故かページ一枚一枚がぶ厚いんですよね!だからぶ厚いのか?ま、どうでも良いですが、英文翻訳特有の言い回しが満載です。読みやすいですけどね♪
人間を除く他の動物(哺乳類や鳥類など)は仲間の死をどうとらえているか、死を悼むのは人間だけのことか?他の動物は悼むことはないのか?という話です。興味深い話ばかりです。人間と同じように悲しむのか?そうではないのか?この点に関して経験的に言えば艦長にはわかりません。いい加減なことは言えませんので。この本には悼む話が出てきます。一つ一つを取り出して論評するのは艦長の手に余ります。興味のある方はこの本を手に取ってみてください。
あえて言えば、象や霊長類は死を悼む特別な行動様式が見受けられるようです。人間の主観で感情移入してそう思うのかはわかりませんが、どうやら同類の死に立ち会うと、何らかの精神的な表出があるのは事実なようです。それが仲間に対する手向けなのかどうか・・・艦長にはわかりかねます。
動物を擬人化して人間と同じ精神世界があるかどうか・・の話には賛同できかねますが、悼む心はあるのかなって思います。なかなかね、興味深い話で、いろいろ考えさせられました。やっぱりね、人間は特別なんだと思いますよ。それが良いか悪いかの話は置いといてね。例えばね、ビックバンの話なんて、人間には興味深い話でも、犬や猫にはどうでもよい話ですからね。そう思います。
本館・地球防衛軍航空隊物語第2部
33話 公開中です。
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Barbara J. King (原著), バーバラ・J. キング (著), 秋山 勝 (翻訳)
動物たちは家族や仲間の「死」を悲しんでいるのか。これまで科学は、人間の感情を安易に動物に投影することを禁じてきた。だがこの数年、死をめぐる動物たちの驚くべき行動が次々と報告され、自然人類学者である著者も数年にわたる実地調査によって、その考えを変えざるを得なくなったという。死んだ子を離そうとしないイルカ、母親の死を追いかけるように衰弱し死んだチンパンジー、仲間の遺骸のうえに木の葉や枝をかぶせるゾウ。さらに猫や犬やウサギ、馬や鳥などきわめて多くの心揺さぶられる事例が本書では紹介される。死を悼むという行動は、人間だけのものなのだろうか。
バーバラ・J・キング
ウィリアム・アンド・メアリー大学名誉教授。専門は自然人類学。ダグラス・カレッジ卒業、オクラホマ大学で博士号を取得後、ケニアでサルの研究を行い、さらにアフリカ、アメリカの各地でサルや大型類人猿の観察を進めてきた。人間と動物を結ぶ情動的関係について、その研究は従来の考察を深めたとして高い評価を得ている。ナショナル・ジオグラフィック・ラジオなどアメリカ国内をはじめさまざまなメディアに幅広く登場。バージニア州在住で、夫とともに野良猫の愛護活動に取り組んでいる。
艦長です。この本は奥シャマが新刊の文庫で買ってきたらしい。税抜980円。最近の文庫は高いですね。ま、仕方がないですかね。奥シャマ文庫にありましたんで読ませてもらいました。ぶ厚い文庫本ですが、何故かページ一枚一枚がぶ厚いんですよね!だからぶ厚いのか?ま、どうでも良いですが、英文翻訳特有の言い回しが満載です。読みやすいですけどね♪
人間を除く他の動物(哺乳類や鳥類など)は仲間の死をどうとらえているか、死を悼むのは人間だけのことか?他の動物は悼むことはないのか?という話です。興味深い話ばかりです。人間と同じように悲しむのか?そうではないのか?この点に関して経験的に言えば艦長にはわかりません。いい加減なことは言えませんので。この本には悼む話が出てきます。一つ一つを取り出して論評するのは艦長の手に余ります。興味のある方はこの本を手に取ってみてください。
あえて言えば、象や霊長類は死を悼む特別な行動様式が見受けられるようです。人間の主観で感情移入してそう思うのかはわかりませんが、どうやら同類の死に立ち会うと、何らかの精神的な表出があるのは事実なようです。それが仲間に対する手向けなのかどうか・・・艦長にはわかりかねます。
動物を擬人化して人間と同じ精神世界があるかどうか・・の話には賛同できかねますが、悼む心はあるのかなって思います。なかなかね、興味深い話で、いろいろ考えさせられました。やっぱりね、人間は特別なんだと思いますよ。それが良いか悪いかの話は置いといてね。例えばね、ビックバンの話なんて、人間には興味深い話でも、犬や猫にはどうでもよい話ですからね。そう思います。
本館・地球防衛軍航空隊物語第2部
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