※当ブログはPC表示のみです。BBSもPC表示で閲覧されることを推奨します。クジラアタマの王様 (新潮文庫) 伊坂幸太郎 (著)
現実に打ち勝つって、どうやって?
伊坂マジック最前線にして最高点!「予言の書か?」とネットで話題を呼んだ長編。記憶の片隅に残る、しかし、覚えていない「夢」。自分は何かと戦っている? ――製菓会社の広報部署で働く岸は、商品への異物混入問い合わせを先輩から引き継いだことを皮切りに様々なトラブルに見舞われる。悪意、非難、罵倒。感情をぶつけられ、疲れ果てる岸だったが、とある議員の登場で状況が変わる。そして、そこには思いもよらぬ「繋がり」があり……。伊坂マジック、鮮やかなる新境地。異物混入、政治家、アイドル、人々の集まる広場、巨獣、投げる矢、動かない鳥――。伊坂幸太郎の神髄がここに。 艦長です。
今日も暑かったですね~やれやれ・・・家に引きこもってました(笑)読書ですね♪この本は新刊の文庫で買ってきました!カードのポイントがたまってたんで、新刊が買えました!
鳥のハシビロコウってご存じですか?ラテン語で「クジラアタマの王様」と言うらしいです。このハシビロコウが物語の中で重要なキャラクターになってますね。なんでハシビロコウなのかはわかりませんでしたが。カラスでも良かったのかな?それはわかりません。他の鳥では確かに、印象が違うと思いますね。
さてさて、物語は最初ね、何のことやらさっぱりわかりません。この著者の描く世界はいつもこうです(笑)夢の話?が現実の世界で反映されることがある・・・らしい、とかね。意味不明でしょう?読み進むうちに何だかSFの世界かゲームの世界か?ってな現象に悩む主人公。読者も途方にくれますが(笑)本の中に挿絵というか、ストリーを暗示するイラスト?があるので、内容を把握するうえで非常に助かりました!これはありがたい工夫だと思いました。いやぁ~コロナ禍の前に発表された本なのに、結果的にコロナを暗示させるような予言の書?みたいに騒がれるのもわかりますね。これは面白かったです。著者の本は文庫になれば欠かさず読んでます。お勧めの一冊です。
本館・地球防衛軍航空隊物語第2部
第25話 公開中です。

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