一刀斎夢録 上・下 (文春文庫) 浅田次郎 (著)
感動の浅田版新選組三部作、完結!
近代国家日本の幕開けと壮絶な人間ドラマ。巨大な感動が襲う傑作時代長編 。「飲むほどに酔うほどに、かつて奪った命の記憶が甦る」―最強と謳われ怖れられた、新選組三番隊長・斎藤一。明治を隔て大正の世まで生き延びた“一刀斎"が、近衛師団の若き中尉に夜ごと語る、過ぎにし幕末の動乱、新選組の辿った運命、そして剣の奥義。沖田、土方、近藤ら仲間たちとの永訣。土方の遺影を託された少年・市村鉄之助はどこに消えたのか。維新後、警視庁に奉職した斎藤は、抜刀隊として西南戦争に赴く。運命の地・竹田で彼を待っていた驚愕の光景とは? 百の命を奪った男の迫真の語りで紡ぐ鮮烈な人間ドラマ・浅田版新選組三部作、ここに完結。艦長です。浅田次郎の新選組三部作、ようやっと読了。
いやはや長い物語でありました。
「壬生義士伝」「輪違屋糸里」そして「一刀斎夢録」
各上下巻ありましたんで、六冊ですね。
この物語は新選組三番隊長・斎藤一の物語です。
一刀斎を逆に読めば斉藤一ですね。素晴らしいネーミングです。
この三部作を読めば幕末の様子が大変よくわかります。
フィクションなんですが、ノンフィクションの歴史の上に
物語は進んでいきます。
鳥羽伏見や甲州での敗戦、そして会津で完敗!降伏。
その後皮肉にも薩摩を攻める警官隊で西南戦争。
吉村貫一郎がやはり出てきます。
ある少年を救うのですが・・・
その少年の顛末が神も仏もあるものか!なぜぢゃ?って
そう思いましたな・・。
下巻ラスト近くは驚愕の光景!まさか!って思いましたな。
新選組は面白かったです。お勧めのシリーズでした。
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