
太平洋戦争末期、制空権なきフィリピンで、青春のすべてを愛機に賭けて戦いの大空に翔けのぼった若者たちは、いかに生き、いかに散っていったのか。第四航空軍の中核戦力となって、崩れゆく比島防衛線を支えた誇り高き戦闘隊の死闘の日々を、激戦のまっただなかに身を置いた若き飛行将校が描いた感動の空戦記。
艦長です。本日二つ目のエントリーです。
この本はね、古本屋さんでゲット!
「光人社NF文庫」の本を買うのは何十年ぶりかな?
この文庫はもっていなかったんで買いました。
空戦記となっていますが・・・・
著者が操縦桿を握って敵機と渡り合う場面はありません。
負け戦の中、新米士官が操縦する場面はありませんし・・
ましてや「隼」も機数が全く足りない時期でしたしね。
激戦は地上戦ですな。
驚く記述がありました。
あの海軍神風特攻隊「敷島隊」の「関幸男大尉」と
レイテ戦後にマニラで市内で出会った?・・と?
生きていたんですかね?なんとも不思議ですね??
それとね、著者が配属されていた航空軍の司令官が
敵前逃亡した「冨長恭次」中将だったんだってね。
過去に単行本で「秘めたる空戦」という三式戦闘機「飛燕」
の物語を読みました。これもフィリピンが舞台。
こちらは空戦記録でしたが。この本は売ってしまいました。
残念・・・。
↓隼の離陸はあっという間!レスポンスは良かったんでしょうね。
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