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山怪実話大全 岳人奇談傑作選  東雅夫

山怪実話大全 岳人奇談傑作選( ヤマケイ文庫) 東 雅夫 (編集)

山怪実話大全 岳人奇談傑作選  東雅夫

登山者、山岳人により実話として語られた山の怪談・物語の名作の数々を欺界の雄、東雅夫氏が厳選集成!山の裏側を垣間見る未曾有のアンソロジー。
「不思議な山」夢枕獏
「山の怪談」深田久彌
「焚火をかきたててからの話」上田哲農
「木曾御岳の人魂たち」西丸震哉
「谷底の絃歌」大泉黒石
「山で見る幻影」下平廣惠
「怪談『八ガ岳』」片山英一
「幻の山行」西野喜与衛
「夢」串田孫一
「山のおばけ座談会」山高クラブ
「七不思議」辻まこと
「山男秘譚」丹野正
「鳥海湖畔の怪」畠中善哉
「黒沢小僧の話」務台理作
「奥会津檜枝岐怪異譚」石川純一郎
「雪女」関野準一郎
「ヒマラヤの怪巨人と雪人」竹節作太
「野槌騒動 山の妖怪の正体」斐太猪之介
「山の不思議」島影盟
「山の神の怒」田中貢太郎
「木曾の怪物」岡本綺堂
「炭焼の話」岡本綺堂
「深夜の客」白銀冴太郎
「蓮華温泉の怪話」杉村顕道
「一ノ倉の姿無き登山者」岡部一彦
「山村民俗随談」柳田國男
編者解説 東雅夫

東 雅夫
1958年、神奈川県生まれ。雑誌「幻想文学」の編集長を創刊から終刊まで二十一年間にわたって務める。現在は、怪談専門誌「幽」の編集顧問、怪奇・幻想文学の評論家として活躍。2011年には『遠野物語と怪談の時代』で日本推理作家協会賞を受賞。



艦長です。ヤマケイの山の不可思議な話シリーズの最新文庫版です。このシリーズはもれなく読んでます。ホラー集ではないので、おどろおどろしい・・と言う感じはありません。淡々と不思議な話を集めたものです。話一つ一つは短編なんで、頭を悩ませることもなく(笑)読み進めますな。読んでる途中で気が付くと寝てたりして(*^-^*)肩肘張らずに何かに構えることなく読めますよ。興味のある方は是非どうぞ♪



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本館の本日の「思い出の歌」は「あなたに夢中 キャンディーズ」です。
あなたに夢中 キャンディーズ

キャンディーズのデビュー曲。スーちゃんがセンターで実に初々しい♪ハーモニーも抜群ですね。解散宣言は衝撃的で実に驚きました。その後スーちゃんは若くして夜空の星となり・・悲しかったな・・。今でもこの曲を聴くとね、目頭が熱くなるな。ヘッドフォンで聴いてください♪



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三河雑兵心得 十二 小田原仁義 井原忠政

三河雑兵心得【十二】小田原仁義 (双葉文庫) 井原忠政 (著)

三河雑兵心得 十二 小田原仁義 井原忠政

秀吉による天下統一の総仕上げとして、いよいよ北条征伐が始まった。だが、北条氏の本拠である小田原城は、かつて謙信や信玄も落とせなかった天下の堅城。さらには関東一円に張り巡らせた支城網により備えは万全だった。これに対し、二十万人の秀吉軍は各個撃破を選択、徳川勢は東海道からの進軍を阻むため箱根に築かれた山中城を攻略することに。茂兵衛率いる鉄砲百人組は西の丸の陥落を目指し、北条流の畝堀と堀障子に苦しめられながらも、知恵と根性をふり絞って少しずつ前進する。戦国足軽出世物語、難攻不落の第十二弾!


艦長です。ようやくこのシリーズ12弾っすね♪山梨・車中泊温泉湯治してるときに、奥シャマが仕入れてきてくれました。新刊の文庫本です。いよいよ小田原征伐で植田茂兵衛の活躍やいかに!?ってな按配でございます。一気に読めました!面白いですぜ!ダンナ(笑)ラストが次号を期待させるには十分な仕掛けだ!早く出ねぇかな(*^-^*)そんな感じの物語。もう12巻になったんだね・・・。たいしたもんだよ♪「どうする家康」の家康とはかなり違った家康ですが、なかなか好感が持てる家康像ではありますね。お勧めの一冊です!

三河雑兵心得
https://fr.futabasha.co.jp/special/mikawa/



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本館の本日の「思い出の歌」は「コーヒーショップにて あべ静江」です。
コーヒーショップにて あべ静江

艦長が大学に入学するころだね、この曲♪流行ってましたよ。ちなみに「みずいろのの手紙」っていう有名な曲がありましたが、さすがにこれはカラオケではこっぱずかしくて歌うには勇気がいりますが、今回の曲は歌えるかもです(笑)きれいな方ですね!ヘッドフォンで聴いてください♪



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総理にされた男 中山七里

総理にされた男 (宝島社文庫) 中山七里 (著)

総理にされた男 中山七里

売れない舞台役者・加納慎策は、内閣総理大臣・真垣統一郎に瓜二つの容姿とそ精緻なものまね芸で、ファンの間やネット上で密かに話題を集めていた。ある日、官房長官・樽見正純から秘密裏に呼び出された慎策は「国家の大事」を告げられ、 総理の“替え玉”の密命を受ける 。慎策は得意のものまね芸で欺きつつ、 役者の才能を発揮して演説で周囲を圧倒・魅了する 。だが、直面する現実は、政治や経済の重要課題とは別次元で繰り広げられる派閥抗争や野党との駆け引き、官僚との軋轢ばかり。政治に無関心だった慎策も、 国民の切実な願いを置き去りにした不条理な状況にショックを受ける。義憤に駆られた慎策はその純粋で実直な思いを形にするため、国民の声を代弁すべく、演説で政治家たちの心を動かそうと挑み始める。そして襲いかる最悪の未曽有の事態に、慎策の声は皆の心に響くのか――。予測不能な圧巻の展開と、読後の爽快感がたまらない、魅力満載の一冊。

中山七里
1961年生まれ、岐阜県出身。『さよならドビュッシー』にて第8回「このミステリーがすごい!」大賞で大賞を受賞し、2010年に作家デビュー。著書に、『境界線』『護られなかった者たちへ』『総理にされた男』『連続殺人鬼カエル男』『贖罪の奏鳴曲』『騒がしい楽園』『帝都地下迷宮』『夜がどれほど暗くても』『合唱 岬洋介の帰還』『カインの傲慢』『ヒポクラテスの試練』『毒島刑事最後の事件』『テロリストの家』『隣はシリアルキラー』『銀鈴探偵社 静おばあちゃんと要介護探偵2』『復讐の協奏曲』ほか多数。



艦長です。古本屋さんで仕入れてきた中の1冊です。これまたドタバタの面白おかしい話なのかなと(笑)深く考えず買ってみましたが・・・とんでもない!荒唐無稽を装う、根っからの硬派本だったっすよ!

これは半端な話ではない!
日本の論点がさらけ出される!
再認識させられる!
圧巻は某国日本大使館テロ事件の邦人救出作戦!


あっという間に引き込まれ、一気に読了!
この「にわか総理」の気概が凄い!
恥ずかしながら艦長は感動しました。
良く練られた内容のお勧めの一冊です。




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本館の本日の「思い出の歌」は「マークⅡ 吉田拓郎」です。
マークⅡ 吉田拓郎

吉田拓郎のデビュー曲。艦長が高校生の時でした。初めてこの曲を聴いた時は衝撃的でした。フォークと言えば反戦歌でしたからね、ほとんど。曲名のマークⅡって何なの?当時は不思議でした(笑)ね。車の名前ですよ!ヘッドフォンで聴いてください♪



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歳三からの伝言 北原亞以子

歳三からの伝言 (講談社文庫) 北原亞以子 (著)

歳三からの伝言 北原亞以子

新選組副長にして幕末一のモテ男・土方歳三。賊軍とされて京を追われ、江戸から末期の地となる蝦夷(えぞ)へ敗走しつつも、歳三は常に信じる道を突き進んだ。命を削る戦いの中で女を泣かせ、だが多くの女を惹きつけた志士の生き様を、鳥羽・伏見の戦いから慶応5年5月のその日まで、情感豊かに描く傑作長編時代小説。
北原亞以子
東京都出身。コピーライターなどを経て、昭和44年「ママは知らなかったのよ」で第一回新潮新人賞を受賞して、作家デビュー。平成元年『深川澪通り木戸番 小屋』で第十七回泉鏡花文学賞、平成5年『恋忘れ草』で第百九回直木賞、平成9年『江戸風狂伝』で第三十六回女流文学賞、平成17年『夜の明けるまで』で 第三十九回吉川英治文学賞をそれぞれ受賞。



艦長です。古本屋さんに先日ね、行ってきました。その中で久々に見つけて未読の「新選組」関連の文庫本です。おまけに主人公が「土方歳三」ですよ!新選組関連の本はいくつも読んでいますが、それぞれの本で登場人物の描き方はその本の数だけあります。この本では「幕末一のモテ男・土方歳三」だっていう紹介をされています。確かに女性は登場しますが、そんなにそれを前面に出すようなキャッチコピーはいかがなものかと(笑)思いましったね。ま、感じ方は人それぞれですが。

榎本艦隊 開陽丸
艦長が実際に撮影した復元された、北海道檜山郡江差町にある「榎本艦隊・旗艦 開陽丸」

鳥羽伏見の戦いから始まるのも新鮮でした。「源さん・井上源三郎」がアッと今に撃たれて戦死!幕府軍が賊軍になり果てて敗走します。歳三の内面が詳しく描かれていると思いました。ま、小説なんで自由に表現できますが、史実には忠実だと思いました。永倉新八らの隊士との決別、勇の刑死など、あっさりでしたけど。流れ流れて会津戦争・箱館戦争、そして最期の日を迎えます。「大鳥圭介」という今で言う陸軍の司令官が登場しますよね。どの本を読んでも良くは描かれていないのです。歳三とソリが合わないということで共通しています。「常勝の土方と常負の大鳥」この本でもそうでした。サラリと読め、歳三を思う女性が良い味出してます。かっこよすぎる土方!土方ファンにはお勧めの本ですぜ!ダンナ!



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本館の本日の「思い出の歌」は「恋のしずく 伊東ゆかり」です。
恋のしずく

「伊東ゆかり」さんは歌がうまいですね♪素晴らしいですよ。ヘッドフォンで聴いてください♪




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再読 日本の「運命」について語ろう 浅田次郎

再読 日本の「運命」について語ろう (幻冬舎文庫) 浅田次郎 (著)

再読 日本の「運命」について語ろう 浅田次郎

衆より個の利益を、未来より現在を大切にする今の日本。150年で起きたこの国の「変容」を、知の巨人が深い洞察力と明快な論理で解き明かす。驚きと発見に満ちた、白眉の日本人論。日本の未来を語るには、歴史を知らないと始まらない!特に現代生活に影響を与えているのは江戸以降の近現代史。「アメリカのペリー来航が一週間遅ければ国際関係は全く違っていた」「第二次世界大戦終結後にもソ連との戦闘は続いていた」等、秘話満載。歴史という過去を見つめ続けた小説家がこれからの日本が歩むべき道を照らす、現代人必読の書。

第一章:なぜ歴史を学ぶのか
第二章:父の時代・祖父の時代
第三章:中国大陸の近代史
第四章:明治維新が目指した未来とは
第五章:参勤交代から覗く「江戸時代のかたち」
あとがき:書くことと語ること


前回のエントリーは↓です。
http://okitanejyusou.blog92.fc2.com/blog-entry-3432.html


艦長です。比較的薄い本なんでサクッと読めるのが良いですね♪語り口も講演会の記録からなんでなめらかで読みやすいのが特徴です。半藤一利氏の話も面白いですが、まるっきり世代が違うので、浅田氏の方がとっつきやすいのも確かです。運命ですか・・・この題名に運命の文字が入ってるのが良くはわかりませんが、幕末から昭和の敗戦までのことはね、大方これ一冊で理解できると思うほどね、優れた一冊です。浅田氏の占守島の激戦を描いた「終わらざる夏」の話も出てきますが、これは是非読むべきです。戦争が終わったのにソ連軍と自衛戦争をしなければならなかった日本軍の実話に基づいた小説。興味のある方はこの本も含め占守の戦いもお読みください。



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本館の本日の「思い出の歌」は「折鶴 千葉紘子」です。
折鶴 千葉紘子

艦長が高校生のころだったと記憶しています。友人の家に泊まった時に初めて聴きました。サビのところが気に入り、それからよく聴いたものでした。懐かしいです。ヘッドフォンで聴いてください♪



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ささやき 立原透耶

ささやき (ハルキ・ホラー文庫) 立原透耶 (著)

ささやき 立原透耶

「――の音を聞くと、何かがおこるんだって」恋人もいなければ、親友と呼べる人間もいない“私”の耳に偶然届いた言葉。たわいのない噂話を耳にしたその日、私は〈彼〉の声を聴いた。私が待ち望んでいた〈彼〉。誰にも聞こえない、私だけに聴こえる〈彼〉の声。彼の声だけを聴きたい、その一心から、私はあらゆる音を排除していく――(『ベルの音が』)。新鋭女流作家が綴る、切なく心を凍らす書き下ろし連作ホラー。

立原透耶(たちはら・とうや)
1969年、大阪府出身。大阪女子大学学芸学部卒業。大阪市立大学大学院文学部博士課程在籍中。91年集英社コバルト文庫で作家としてデビュー。主な著作『闇の皇子』(エンターブレインA-Novels)、立原とうや名義で『冥界武侠譚』(集英社スーパーファンタジー文庫)など。



艦長です。古本屋さんで仕入れてきた本も一応この本でお終いです。またぞろ・・売りに出して新しく古本を買うか、または最近出た「三河雑兵心得・12巻 小田原仁義」を買うか!ま、植田茂兵衛の本は買うでしょうな(笑)艦長か奥シャマが♪さてさて・・・この本「ささやき」です。これはホラーですよ・・ホラー文庫なんだからね!比較的薄い本なんで一気に読めますが・・・覚悟が必要ですぜ!救いようのない話の連作。読んでると心が落ち込みます。ハッキリ言って読んでると障りが背後に迫ってくるような感覚やばいです。そう、最高のやばさは・・これです↓

何を訴えたいのかまるっきりわからないことです!
ラストも意味不明!やばいです!

さっさと、うっぱらいます♪



チクチク

居候だったハリネズミの「チクチク」♀ 竹蔵って勝手に呼んでましたが(笑) 本日ね、車で奥シャマが飼い主のところまで世田谷に送って行ってきました。長生きするんだよお~~~(*^-^*)



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本館の本日の「思い出の歌」は
「忘れていいの-愛の幕切れ 小川知子・谷村新司」です。
忘れていいの-愛の幕切れ

艦長の元同僚でカラオケに数百万ぶち込んだ先輩が気持ちよくね、毎回、歌ってました。歌詞を聴き込むほどに、メロディーを聴き込むほどに・・心に沁み込む切なくなる別れの歌です。ヘッドフォンで聴いてください♪



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図書室の海 恩田陸

図書室の海 (新潮文庫) 恩田陸 (著)

図書室の海 恩田陸

あたしは主人公にはなれない――。関根夏はそう思っていた。だが半年前の卒業式、夏はテニス部の先輩・志田から、秘密の使命を授かった。高校で代々語り継がれる〈サヨコ〉伝説に関わる使命を……。少女の一瞬のときめきを描く『六番目の小夜子』の番外篇(表題作)、『夜のピクニック』の前日譚「ピクニックの準備」など全10話。恩田ワールドの魅力を凝縮したあまりにも贅沢な短篇玉手箱。

・春よ、こい
・茶色の小壜
・イサオ・オサリヴァンを捜して
・睡蓮
・ある映画の記憶
・ピクニックの準備
・国境の南
・オデュッセイア
・図書室の海
・ノスタルジア



艦長です。古本屋さんで仕入れてきた中の一冊で、湯治車中泊の時に持っていきました。SF風やホラー風の作品ですね。短編集です。それぞれの話には関連性がなく、一話完結です。比較的薄い本なんですが、湯治の合間に読んだんで、帰宅後に読了しました。この著者の作品は過去にいくつか読んでいますが、どれも難解でしたね。このブログを始める前に読んだ本で、常野物語(とこのものがたり)シリーズの3冊が印象的で記憶に残っています。さて、この本ですが・・・

どれも、さっぱり訳が分かりませんでした(笑)

睡眠導入剤には最適だと・・言いすぎでしょうか!すんません(*^-^*)



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本館の本日の「思い出の歌」は
「コモエスタ赤坂 ロス・インディオス&シルヴィア」です。
コモエスタ赤坂

カラオケやり始めたころの艦長の十八番でした。ヘッドフォンで聴いてください♪



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幽談 京極夏彦

幽談 (角川文庫) 京極夏彦 (著)

幽談 京極夏彦

怖いものとは何だろう。本当に怖いものを知るため、とある屋敷を訪れた男は、通された座敷で思案する。完全な暗闇の世界、思いもよらない異形のモノ、殺意を持った猛獣や殺人鬼、己が死ぬこと、幽霊――。不安でも嫌悪でも驚きでも不思議でもなく、純粋な怖いものを。恐怖に似たものではい、真実の“こわいもの”を知るという屋敷の老人が、男にさし示したものとは。「こわいもの」ほか、妖しく美しい、幽(かそけ)き8つの物語を収録。

妻と離別した私は記憶を辿りながら、七年前と同じように汽船に乗って浜辺を歩き、侘しい岬に建つ一軒宿を訪れる。以前、私は妻とともに庭の見える部屋に泊った。そして、月光が満ちた旅館の庭で艶かしい女の手首を拾ったのだ。「手首を拾う」怪談よりも怪しく、奇談よりも奇妙な幽き物語たち。端正な美しさと不気味さが入り交じった京極小説の別天地がここにある。

・手首を拾う
・ともだち
・下の人
・成人
・逃げよう
・十万年
・知らないこと
・こわいもの



艦長です。つい最近古本屋さんで仕入れてきた中の一冊です。著者の本は久しぶりですかね。土方歳三を描いた凄まじい本がありましたが・・・この本は曖昧模糊としてつかみどころがありません。読んでいて、どんどん落ち込みます。なんだか精神に障りが蓄積されるような嫌な感じですね。この著者特有の嫌な話がてんこ盛りの本です。スーッと読み進んでお終いするのがベストかな♪引きずらないことです。ならば読まないで棄てればよいのではと思うでしょうが・・・でもね、読んだ方が面白いのですよ!この手のホラーチックのジャンルが嫌いな人は当然読まないでしょうが、好きな人、興味のある人は読んでみて損はありませんぜ!ダンナ!(笑)久しぶりにモヤモヤしましたぜ!

お知らせです。
明日の午後から、車中泊でしばらく湯治に行きます。ブログ更新はありません。基本的にネットは休もうと思ってますが・・・BBSTwitter(X)で何かつぶやくかもしれません。



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本館の本日の「思い出の歌」は「I LOVE YOU オフコース」です。
I LOVE YOU オフコース

思い出深い曲であります。多くは語りません。ヘッドフォンで聴いてください♪



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お文の影 宮部みゆき

お文の影 (角川文庫) 宮部みゆき (著)

お文の影 宮部みゆき

「おまえも一緒においで。お文のところへ連れていってやるよ」月の光の下、影踏みをして遊ぶ子供たちのなかにぽつんと現れた、ひとつの影。その正体と、悲しい因縁とは。「ぼんくら」シリーズの政五郎親分とおでこが活躍する表題作をはじめ、「三島屋」シリーズの青野利一郎と悪童3人組など人気キャラクターが勢揃い!おぞましい話から切ない話、ちょっぴり可笑しい話まで、全6編のあやしの世界。

・坊主の壺
・お文の影 
・博奕眼
・討債鬼
・ばんば憑き
・野槌の墓



艦長です。古本屋さんで仕入れた本もいよいよこれでお終いです(笑)またね、売って買うんですけどね♪この著者の本、特に江戸時代の江戸界隈の話は本当に興味深く読めます。特に「あやかし」の話ですから楽しめます。知ってるキャラクターも出てくるのでなじみがありますね。中には救いのない感じで終わる話もあれば切なく悲しい話、変な話など・・・盛りだくさんです。あっという間に読めちゃうのがもったいないですよ(笑)これはお勧めの本ですね。暇つぶしには絶賛の良き本です。是非どうぞ♪



↓今朝のハリネズミ・竹蔵

水を飲む竹蔵

もそもそと・・起きだして、水を飲んでました♪
夜中はそこそこね、まわし車に乗って動いたり糞したり・・・
人間は寝てるんで(笑)はっきりとはわかりませんが・・
昼間はほとんど寝てます。世話はいたって楽でありますね♪



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歴史と戦争 半藤一利

歴史と戦争 (幻冬舎新書) 半藤一利 (著)

歴史と戦争 半藤一利

日本人よ、驕ってはいけない。真実の明治150年史。
幕末・明治維新からの日本近代化の歩みは、戦争の歴史でもあった。日本民族は世界一優秀だという驕りのもと、無能・無責任なエリートが戦争につきすすみ、メディアはそれを煽り、国民は熱狂した。過ちを繰り返さないために、私たちは歴史に何を学ぶべきなのか。「コチコチの愛国者ほど国を害する者はいない」「戦争の恐ろしさの本質は、非人間的になっていることに気付かないことにある」「日本人は歴史に対する責任というものを持たない民族」八〇冊以上の著作から厳選した半藤日本史のエッセンス。

「明治維新などとカッコいい名前をつけても、あれはやっぱり暴力革命」「コチコチの愛国者ほど国を害する者はいない」「日本人は歴史への責任を持たない民族」戦争の歴史でもあった幕末・維新からの日本の歩みをたどり、リーダーのあり方、人間の弱さを問う。

[著者からのメッセージ]
「この本には、戦時下に生をうけた、東京は下町育ちの悪ガキだったわたくしが、とにかく精一杯に生きてきた証しがあると思っている」



艦長です。古本屋さんで仕入れてきた中の一冊です。著者は2021年に逝去されています。2018年に出された本なんで、今までの著作からの短い引用された話をまとめた感じの話ですね。過去に読んだ記憶のある内容がほとんどですから、おさらいと言う感じでサクッと読めますよ。この人は長岡藩にルーツがあるので、薩長をクソミソに表現するのがおかしいです(笑)ま、それはそうでしょうね。

最後の最後の話で、戦死者の遺書を扱っているときに、2度ほど幽霊が来たと書かれています。誰かはわからないが・・と、書かれていましたね。そういうこともあるかもしれない・・・お勧めの一冊です。



今朝の竹蔵ばぁさん(チクチク♀)

今朝の竹蔵ばぁさん・チクチク

小屋の掃除をした後のハリネズミ・竹蔵です♪
半径30cmくらいのところをウロウロするだけですな。
人間の歳にしたら100歳近いらしいってよ!



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プロフィール

沖田根銃創艦長

Author:沖田根銃創艦長
沖田根銃創です。よろしくお願いします。
2000年11月7日にFrontPage Expressで作った最初のサイト「コジロウハウス」を発進させ、なんとかここまでやってきました。幾多の出会いと別れ・・・。いろいろ経験できました。最初の飼いウサギ「コジロウ軍曹」をダシにして(笑)宇宙戦艦ヤマトのパクリサイトの性格でしたが、いつしかコジロウ軍曹のサイトになりました。軍曹は2004年の7月に8歳で星になり、後釜のウサギのコジタ兵曹は2017年の1月21日12歳8カ月で逝きました。本館の「沖田根中佐の航海日誌」を再公開開始です。順次公開していきます。

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